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2006年10月17日

●北海道ツーリング Day10~11

ネットに繋げなかったり何だかんだでDay09から一月近く経ってしまいました。

さて。
記憶を1ヶ月前に戻しまして。
いよいよ大詰め。北海道最終日の8/29、そして帰路の8/30のお話。

前日、東大沼まで来ていたのであとは予定通り。
函館までは約30kmほど。フェリーが出るのは17時。

朝の4時半に起床。
何故こんなに早起きしたかというと、雨である。
夜半過ぎから雷雨になり、大雨と雷鳴が凄かった。
案の定、古いテントは床上浸水。
雨天キャンプも3日目となると慣れたもんで、手探りでタオルを探し、
雨を吸い取り、ぐったりしながらも外で絞る。これを繰り返す。

流石は北海道。
最後の切り札に雷雨とは。やってくれる。

結局あまり寝付けず、ボーっと雨が上がるのを待つ。
昼から曇りの予報だったが、7時ごろには雨も上がり日が差してきた。

朝食のパンを頬張ったあと、テントをひっくり返して乾かして撤収準備。
と、準備をしていたら駐車場にバスが入ってきた。
地元の小学校のカヌー教室らしい。
ここで教員とバスの運転手さんと喋る。
特に運ちゃんからは色々聞いた。
取締りの話やらガソリンの話やら景気の話まで。
ツーリングだとこういうのがあるからいいよなーホント。

で。
9時半ごろキャンプ場を出て、函館を目指す。
と言っても、1時間ちょっとで到着。
途中、レッドバロンでチェーンオイル注油。
ツーリングライダーが数人居て(皆、単独のようだった)情報交換。
これから回る人、これから帰る人。
「鮭売やってた?」とやたら聞いていたおじさん。買えたんでしょうかな。

12時前。
函館市街入り。
昼飯の前に、まずはチャーミーグリーンの坂へ。


その名のとおり、チャーミーグリーンのCMで使われたからだそうだ。
見た記憶は無いが。

こう・・オレンジとか玉ねぎとかジャガイモが転がっていくイメージは浮かぶ。

軽く一回りしたところで、函館駅裏の市場で昼食。
北海道の締めとして、やはり三色丼。

思うのだが、食品の撮影がヘタだな。
何故どんぶりメインで撮らなかったんだろう。
んまぁ、小さいお店で視線が気になるってのもあったけど。
一番の要素は「空腹」。 食欲には勝てない。
これで1800円くらいだったかな。
割高だけど、せっかくだから。
積丹半島とか行けば1000円くらいでウニが馬鹿みたいに食べれたんだけどなー。
次への課題。

食後はお土産を買った。
するめやらの干物と白い恋人。
なんの捻りも無い土産。

その後は立待岬へ。


天気はあまりよくなかったものの、なかなか良い岬だった。
街中からほんとに近いし(15分くらい)、人もあまり居ないし。

夜景なんか綺麗だろうなと思った。

その後はまた街中に戻って、ハリストス正教会や外人墓地などを見る。


チャーミーグリーンの坂なんかもこの辺にあるんだけど、異国情緒があって良い。
横浜の風景に似てないことも無い。
というか港町はどこもこんな感じか。
函館山にも行きたかったけど、夜景じゃないしアレなのでやめておいた。
バイクでいけないってのがなぁ。

そうこうしていると、もうフェリーの時間。

滞在中は長く感じた10日間だったけれど、いざ帰るとなると早かったようにも思える。
初めてのキャンプ、初めての北海道、雨やらトラブルなんか。色々体験した。
今となっては良い思い出。
北海道ツーリングしたライダーは皆口にするであろう台詞だが、
「また来るよ、北海道」 そんな心境でフェリーに乗った。

寝ればよかったのに・・。

フェリーが青森港に着いたのは11時ごろ。
それから走って帰って横浜には明け方着く予定だった。
しかし、何故かフェリーの中ではちっとも寝れず。
マズいなーと思いつつもそのまま東北自動車道へ。
夜中に高速で走っているというのもあるのか、北海道滞在中よりも寒く感じた。
というか、確実に寒い。
一度も使わなかったフリース・アウターパンツがついに登場。
グリップヒーターもONで完全に冬走行。

午前3時ごろ。
行きがけと同じように、1時間に1度休憩を取っていたが、
前沢手前あたりで猛烈な眠気を感じて、流石に危険と判断して前沢SAで30分ほど仮眠。
・・のつもりだったんだけど。

起きたら空が白んでいる。時計を見ると5時半。
何と2時間半もベンチで寝ていた。
疲れてたのねん。
風邪を引かなかったのはフリースのお陰だと思う。

午前10時。
那須高原あたりから猛烈な雨。 身体に当たって痛い。
3シーズンジャケットでも痛いってどういうことよ。

12時半。
蓮田SA。
かなり蒸し暑くなってくる。
関東だーと実感できる気温だ。

で、結局首都高に入ったのが1時半ごろ。
渋滞に巻き込まれながらも東名で帰宅。
家に着いたのは15時でした。
予定より約6時間遅れましたが。
何とか無事に帰れましたとさ。

おしまい。

2006年09月21日

●北海道ツーリング Day09

予定の行程に戻り、いよいよ終盤。
北海道も残すところあと1日。 そんな8/28のお話。


北海道も明日で最後。
なのに天気予報は曇り時々雨。
テント泊にするか、ライダーハウスにするか非常に迷う。
最後だから濡れてもいいとも思えるし、最後だから雨で嫌な思いはしたくもないとも。

室蘭のキャンプ場を9時半ごろ撤収。
街に下りて、デパートで友人へのお土産であるどうでしょうグッズを購入。
本当は札幌で買いたかったんだけど、ハプニングのせいで寄れなかったので。

10時半すぎに室蘭発。
噴火湾沿いに大沼を目指す。
長万部を経由して3時間ほどで東大沼キャンプ場に到着。


網走湖のように波打っていない。
綺麗な芝サイトで縦長。
駐車場に近い林間サイトと、奥のほうは湖畔サイト。
トイレと炊事場は両端に2箇所。
広い上に新しく、非常に綺麗。


天候が思わしくなかったので自分は林間サイトにすることにした。
ライダーハウスでも良かったけれど、せっかくだからキャンプで締めたい。
しかし・・続きは後半で。

話は戻る。
湖畔ということもあってか、鴨が散歩していた。

人に慣れてるのかと思って近づいてみるとそこは野生動物。
逃げられた。
しかし、しゃがみこんでペグを打っているとまた近づいてくる。
何なんだね、君たちは。


で、しゃがんだまま手を差し出すと餌をもらえると思ったのか、
集団で駆け足で集合してくる。
かわいいもんだ。
生憎、餌になるようなものを持っていなかったので何もやれなかったが。


「餌は?」と言いた気な顔。
数十cmの距離でも動じない。
しゃがんでいればいくらでも寄ってくる。

あまりにも可愛かったので食べてしまった。

と言うのは嘘で。
雨が降らないうちに近くのレストランへ。
ちょっと時間が早かったのでお客はおらず。貸切。
ジンギスカンにしようと思っていたのだが、普通の焼肉もあるということでそっちに。
生ラム肉うまし。
ちょっとレバーみたいに生臭いが、悪くない。
この後、カルビを追加注文した。
それでも1500円いかなかったかな。

その後、キャンプ場目の前から続くダートを15分ほど入ったところにある
ホテルで日帰り入浴。
翌日で最後なので洗濯はしない。
昨日室蘭で一気に洗ったし。
このホテルへの道の途中に、大きなサッカーコートがあったのだが、
実はそれ、サッカー日本代表が練習に使っていたコートなのだそうだ。
無茶苦茶人気の無い寂れた場所に、急にビシッと整備されたコートがあったから
多少の違和感は感じていたが、そういうことだったとは。

と、教えてくれたのは翌朝地元の小学生のカヌー教室に来ていたバスの運ちゃん。
撤収作業していると向こうから話しかけてきてくれて、ずいぶんと喋った。
北海道のガソリン事情とか観光客減少による経済状況、夕張市の破綻についてとか。
小学校の先生(ZZR400乗りだそうだ)も一緒になっちゃって。
国後島がいっつも見れないんだよなーとボヤいてたのもこの運ちゃん。
「晴れてて見れたなら運が良かったよ」とのこと。

何ていうか、北海道なんて完全にアウェイ状況のなかで、
バイクに乗ってるってだけで色んな人が話しかけてくれる。
それが嬉しい。
バイク乗りはもちろん、普通のドライブ中のおっちゃんも。
「どっから来たの?」とか「雨ん中大変だねぇ」とかいう言葉と一緒に。
北海道ならではだよなー。
こっちでも高速のSAとかでたまーに話しかけてくれる人は居るけどね。
見知らぬ地でそういう言葉を掛けてもらえるのは心温まる。
そういった意味でも北海道は良い。

2006年09月17日

●北海道ツーリング Day08

前日稼いだ分、余裕が出来た。
室蘭までにするか大沼までにするか悩んでいたそんな8/27のお話。


夕張のキャンプ場を10時過ぎに出る。
最初は一気に函館に近い大沼まで行ってしまうつもりでいた。
距離的に300kmないくらいで無理でもないし。

リアタイヤに鉄片が刺さっているのを見つけてしまい、
急遽苫小牧のレッドバロンに寄る。
キャンペーンに申し込んであったので、パンク修理は無料だったし。
抜いてもらうとカッターナイフの折れた刃を分厚くしたようなのが刺さっていた。
が、横向きに刺さっていたため空気は漏れていないとのこと。
というわけで、チェーンにオイルを差してもらってバロンを後に。
バロンの駐車場で地元のハーレー乗りのおじさんと話た。
室蘭か大沼か迷っていると伝えると、室蘭は天気が崩れやすいし、
地球岬と白鳥大橋くらいで特に見るものは無い、とのこと。
その言葉を聞いて、大沼を目指すことにしたのだが・・。

14時過ぎには地球岬。

もうちょっと天気がよければなぁ。
時間も時間だけに観光客のご年配集団で溢れかえっていたため、そそくさと退散。
空を見ると雲は多いものの雨が降る気配は無い。
どうしようと悩んだが、大沼に連泊しても仕方がないので、室蘭で一泊することにした。
白鳥大橋を渡って、室蘭岳山麓総合公園自由広場へ。
市街地から20分ほど山を登ったところにあるスキー場の近く。
15時に到着したのだが、デイキャンパーやら地元のバザーなんかが開かれていて
かなり賑わっていた。
キャンプ場というよりは普通の公園だ。

うわーと思いつつ、サイトを決める。
ところが、この公園。非常にデコボコしており、なかなか良い場所が無い。
公園の奥のほう、目の前がスキー場の一番麓のあたりであれば
平坦なところが多いのだが、如何せん奥過ぎて人気が無い。
というわけで、できるだけ手前のほうをキャンプ地とすることにした。


白樺林の中。風が非常に強い。
画像右側にスキー場が広がる。

テントを張り終え、市街地へ行き浴場へ。
久々にコインランドリーで洗濯。
そんなこんなで19時ごろキャンプ地に戻り、公園の横にあるレストランで食事。
冬季は多分スキー客で賑わうのだろう。
ここでオーダーストップギリギリで焼き鳥丼を注文。
焼き鳥と言っても豚肉。

750円くらいなり。
館内放送でNORTH WAVEがかかっていて、タトゥーがゲスト出演していた。

その後、テントに戻るとライダーが一人居たので話しかける。
60代のおじさん。
北海道は5度目だとか。
予定を立てず、気分次第で行くのだそうだ。
バイクが好きなようで、家族を上手いことバイク乗りにさせたようで。
本人はXJR1300、奥さんはX4、息子二人はBMWとZZR400だそうだ。
羨ましいバイク一家。

このキャンプ場、昼間は賑わっていたものの夜は寂しいものだ。
ファミリーキャンパーが3組、ライダーが2組だけ。
おまけに風は滅茶苦茶強いわ寒いわであった。
芝サイトで寝心地は良かったが。
個人的には65点かな。
デコボコで場所が無いってのと市街地まで時間がかかる、
更にバイクからキャンプ地まで距離があって荷降しが大変だった。
天気は何とか持ってくれたけど。

●北海道ツーリング Day07

天気のよさから、思わず予定変更をして開陽台に一泊。
後々楽をしたいと思い、一気走り第二回目をすることになった8/26のお話。
ちなみに、ホントに一気走りしかしなかったので画像・立ち寄った場所は少なめです。


本来ならば霧多布から太平洋沿いに200km走り、帯広で泊まる予定だった。
開陽台から霧多布はそれほど離れているわけではない。
なので、予定通りに帯広で泊まることも出来た。
しかし、この日一気に距離を稼いでおけばあとの行程が楽になる。
予定だと残り3日で帯広・静内・大沼ということになっていた。
帯広-静内は距離はないものの、かなり無駄のあるルート。
正直言って、調整の為に設けられたような日だった。
そして静内-大沼がかなりの距離がある。
終盤できつい思いはしたくないと思ったわけだ。
そこで、本日夕張まで300kmを一気に稼いでおいて、夕張・室蘭・大沼という風にした。
お陰で文字通り一気走りになってしまったわけだが。

開陽台でかなりゆっくりしてしまい、10時過ぎに出発。
一路阿寒湖を目指す。
阿寒湖畔まで行ったのだが、なんだか山中湖に似てなくも無く、
大して面白く無さそうだったのでスルー。
そしてバスツアー客がやたらといたので。

その後、足寄国道を通り足寄湖へ。

12時半に到着。
本日唯一のちゃんとした休憩だった気がする。
奥に見えるのはチーズ工場だったかな。
入った途端に松山千春の等身大パネルがあったのは流石北海道。
WRCのパンフがあったので貰っておいた。
あと5日遅ければ見れたかもしれないのに・・非常に残念。
心なしかインプレッサやらランエボの気合の入った人たちが多かったのはそのせいだったのか。


ここでソフトクリームを食す。 うまし。
2階のデッキからは足寄湖が見渡せる。

そういえば、富良野でもラベンダーなんてひとっつも見れなかったし。
ひまわりもちょっと時期を過ぎていたようで。
やっぱお盆に行くのが一番かもなー

引き続き鬼のように走り、13時半過ぎには帯広手前に到着。
実際、14時過ぎには予定のキャンプ場付近を通過。
帯広から夕張は約100km。
意外と早くつけるんじゃないかと思っていたのだが・・

実は帯広-夕張間は峠道なのである。
日高と十勝で日勝峠。
コイツのお陰で結構ペースが乱れた。
海岸線なら「km=分」で計算できるんだけど・・。
15時半過ぎにやっと帯広と夕張の間の日高。 

結局夕張までずっと山道。
久々に手動でファンを回すことにもなった。
やはり日が暮れてくると焦ってしまう。
夕張のキャンプ場に着いたのは17時過ぎ。
辛うじて日が出てるといった感じだった。

2日目に泊まったのと同じキャンプ場なのだが、
土曜日ということもあってか、ファミリーキャンパーが非常に多かった。
危うくテントを張れないんじゃないかとも思ったが、何のことは無い。
上のほうが混んでるだけで下の方はガラ空きだった。
んで。
ここでテントを張ってカブで旅をしている方と喋りつつ、
町まで下りて日帰り温泉へ。
そこでコインランドリーが無いと言われる。
夕張市・・。
一番近いのは?と聞くと「隣町まで行かないとない」と。
隣町って・・ここは市じゃないのか?

まぁこんな素敵なところですよ。夕張市は。
で、ツーリングマップルに載ってるラーメン屋を探していたんだけど見つからない。
他の店にするかー。
と思っていたところ、コンビニから出てきたお巡りさん。
駆け寄って聞いてみると分かりにくいから先導してやる、と。
優しい。
10分ほど夕張市街をパトカーに先導されお店は見つかったもののお休み。
お巡りさんにお礼を言いつつ、仕方がないので前にも来た料理店へ。
前は甘エビ天丼だったので、今回は夕張ラーメン。
聞いたこと無いわ。
味はまあまあ。いたって普通の醤油ラーメン。
足りなかったので、十勝チーズもち揚げを追加。
これでも800円ほど。安い。

その後、キャンプ場へ戻り晩酌しつつライダーと談笑。
21時過ぎには「じゃぁそろそろ」となったわけだが、
そのタイミングで馬鹿若者3人組登場。
テントを建ててるかと思いきや、これから自炊をするようで。
疲れていたのですぐ寝れたが、夜中に何度も馬鹿声で起きた。
カブの人によると、深夜2時過ぎまで喋っていたそうだ。
甚だ迷惑である。

これだけで終わらないのが馬鹿クオリティ。
何と食べたものや生ゴミをそのまま外に出していたらしく、
午前5時くらいからカラスがわんさか集まってきて鳴き声で起きる。
20羽くらいはいただろう。
当の本人達は寝ているようである。
怒る気にもなれず。呆れたもんである。
札幌ナンバーだったので、地元の人間だとは思うが。
キャンプ場・ライダーハウスは20時には着いていること、
それに遅れたならば早く就寝する人(特にチャリダー・ライダー)がいるわけだから
静かにするってのは最低限のマナーだと思う。
そういうのが守れないならキャンプなんてしないでホテルにでも泊まればいいのである。
ホントに迷惑な連中だった。

ファミリーキャンパーも夜遅くまでギャーギャー騒いだり花火したりするくせに、
朝早く(と言っても7時くらいだろうが)バイクのエンジン音が五月蝿いと、
管理人に文句を言ったらしく、名簿を書いているときに一言言われた。
そりゃまぁ確かに五月蝿いだろうし起こされたら気分悪いだろうけど。
夜遅くまでおきてて昼頃撤収する人たちと、早く寝て早朝撤収するんじゃ
お互いに迷惑だよなーとか思いつつ。
ライダーよりファミリーが多かったキャンプ場はこの日だけだったので
まぁ良かったけど。
難しいところだよなー

2006年09月08日

●北海道ツーリング Day06

素晴らしいキャンプ場の網走湖を出て知床峠を越え、
霧多布岬を目指していたが・・思わぬ予定変更をした、そんな8/25のお話。

網走湖畔で目を覚ますと、空は曇り。
しかし風が強くどんどん雲が流れる。
ちょっと面白い写真が撮れていたのでご覧頂きたい。

前日夕方に到着した時の風景。

起床直後。7時くらいの風景。

撤収直前、8時半くらいの風景。

どうだろう。
日が昇ったというのもあるのだが、見事に空と湖の色が推移しているのがわかる。

そんなわけで、晴れ間が広がってきた午前9時。
網走湖を出て、オホーツク沿いに知床峠へ。

11時には知床峠手前のウトロ。
雲が多く、イマイチ。
この辺りから観光バスが増える。
ウトロから知床峠手前にオシンコシンの滝というのがあったのだが、
観光バスが見事に集結。
ちっちゃな滝にわらわら集まってるのを見てうんざり。
結局スルー。

12時手前には知床峠へ。
麓はただの曇りだったのだが、途中から雲の中に入ったらしく一面真っ白。
ほんとに五里霧中どころの話ではない。
10m前の車のテールランプが見えないほど。
走っていたら、急に車のお尻が見える感じなのだ。
追突されちゃたまらないので、ハザードを炊きっぱなしで走行。
なんにも見えない。
道路の先も見えないのだ。
結局知床峠はイプサムのお尻ばかりを見ていた気がする。
そしてえっらい寒い。
雲が出てきたあたりで寒さ対策でレインウエアを着たのだが、
頂上付近ではグリップヒーターも使っていた。
北海道での滞在中、一番寒かったんじゃないかと思う。

峠を過ぎると、次第に霧というか雲が薄くなってきた。

雲の下に青空が広がっているのがお分かりだろうか。

寒さもあって、まるでスーパーのチルド状態。
俺は野菜か。

そしてそして。
麓までおりて、羅臼に到着。12時。
道の駅らうすにて休憩。

どうだろう。この晴れっぷり。
さっきまでの寒さも嘘のようである。

急に夏らしい絵になるんだもんなー。
右のハーレーは相模原からのおじさま。
これから知床峠に向かうそうな。
左のBMWは秋田からのおじさん。
やっぱり東北訛りは分からない。
「今何日目?」というのを方言で言われたのだが
「今何時?」と思って、『バイクに時計ついてるのになぁ・・』とか思いつつ
『12:15ですよ』と答える。
すると「?」って顔されて、「いや、何日経ったか」というのを方言で。
やっと気づいて『あぁ、6日目です』と。
訛りの問題じゃなくて聞き間違いか。
ちなみにこのBMWのおじさんとは後に数回会うのであった。


国後島。
見えますかな?
中央水平線上にうっすらあります。
もうちょっと東にいった場所から見ると、対岸がハッキリ見えるんですよね。
近いなーと感じましたよ。
あれがロシアっていうのは無理があるような。
後に知ったのですが、国後島ってなかなか見れないそうですね。
あの辺はよく曇っててはっきり見れるのは珍しいんだとか。
知らなかった。もっとよく見ておけば・・。

道の駅らうすは羅臼漁港のすぐそば。

ウミネコとかわんさか居ましたよ。
丁度お昼時だったので、リッチにいくら丼を。

とはいえ、あまりおなかがすいていなかったのでミニいくら丼900円。
うんまい。

その後、南下。

微妙な天気だったが、概ね晴れ。
元々天気がよければ開陽台、悪ければ野付岬と決めていたので開陽台方面へ。


空まで続くような道。まーーーーっすぐ。


まるでジェットコースター。


激しいアップダウンが続く。

ほんでもって。14時過ぎに開陽台に到着。

草原。 天気も良くてすんばらしい。
ちょっと風が強かったけど。

展望台から見ていると、下の方にテント群が・・

そういえばキャンプ場あったなーとか思い出す。
ここで葛藤。
予定通り霧多布へ行くか、天気の良い開陽台にするか・・。
開陽台にすると、また翌日が一気走りになる。
しかし霧多布はその名のとおりの霧が多いのだそうだ。
うーん。

14時からテントを張るのは正直気がひけた。
霧多布に行こうと思えば余裕で行ける時間だった。
しかしだ。
既にテントを張っていたライダーに話を聞くと、今日は晴れてるから星が凄いんだそうだ。
霧で予定通りか、星空で一気走りか。

ね。
そりゃそうでしょ。

開陽台のキャンプ場、テントサイトという扱いで一応火気厳禁ということになってはいる。
そして、一番近いコンビニまでバイクで20分。約15km。
風呂は近くにはない。かなり走ったところに無料の露天風呂。
飲食店は展望台下の軽食屋のみ。
しかたがないので、その店でカツカレーを食しコンビニで晩酌のビールと朝食を買う。


夕暮れも素晴らしかった。

そしてお楽しみの星空。
19時くらいにはもう真っ暗になっていて、見上げると一面の星。
一応無理を承知でカメラで撮ったが写ってるはずもなく。
いやーでもね。ホントに綺麗でした。
横浜で見れるのなんてオリオンとか北斗七星くらいが限界ですが。
開陽台は、どれがオリオンなのか、どれが北斗七星なのか見分けが付かないくらい
色んな星がぶわーーーーーっとあるのですよ。
前日くらいに流星群が来ていたらしいのですが、
この日も流れ星が偉い勢いで見れました。
20分に1回は見れたんじゃないでしょうかね。
流れるたびに「おおっ」とか「あ!」なんて声が聞こえるのです。

素晴らしい夜空が見れた開陽台のキャンプ場。
買い物や風呂が不便ですが、それでも85点。
2位か3位くらいのランクです。
ちょっと風が強かったのがテント設営に大変でしたが。
日が沈んでからは殆ど止んでいました。
朝、また吹き始めましたが夜露に濡れたテントがすぐに乾いてくれてよかったです。

2006年09月07日

●北海道ツーリング Day05

前日の名寄からの雨により、急遽稚内で1泊。
予定ズレたので修正の為に330kmを一気走りしたそんな8/24のお話。

朝7時過ぎに起床。
やはり屋根のあるところで寝ると落ち着く。
が、寝ている間に蚊にキスされたらしく、下唇が腫れていた。
ミスター状態である。
寝込みを襲うなんて・・卑怯だわ!

ダラダラしつつ、久々にニュースとか見たりして差し入れのバナナを食す。
表へ出ると生憎の雨。
やはり雨だと気乗りしないものである。


本日は稚内から網走までの一気走り。
時間と天候次第では紋別あたりまでかとも思っていたが、
あの辺は特に何もないので(失礼)出来るだけ網走まで行っていたかった。
予定もあるしね。

そんなわけで、8時半あたりからモゾモゾ積載し始め、9時前には出発。
出掛けに「気ぃつけてな」とおっちゃんが一言。
ホント色々ありがとう。ライダー旭のおっちゃん!
また来るよ。

で。
レッドバロンで北海道キャンペーンをやっていて、
稚内のバイクステーションに行くとバンダナとかもらえるというのがあったので、
どうせ通るからと寄ってみたのだが。
閉 ま っ て ま し た 。
時計を見るとまだ9時を少し回ったあたり。
チラシを見ると開店は10時。
キャンパーのテントなんかはあったけど、
従業員の姿がなかったので貰わずにそのまま引き返した。
そらそうだ。まだ9時だもの。

9時半には宗谷岬に到着。

観光客もちらほら程度だったのでバイクを押してモニュメントの前に持ってきて
写真撮ろうかとも思ったのだが、何気に雨が強かったりしてそんな気力も出ず。


一応撮っておいた林蔵さん。
モニュメントに対してあまり人気はなかった。


チャリダーはチャリと一緒に写ってたりしたけど。
良く考えたら荷物満載のバイクじゃ面倒くさいわな。

滞在時間15分ほど。
北海道の岬にいて思ったのだが、こういうところの物産品センターみたいなのが
何故か知らないが屋外のスピーカーで演歌を流している。
あれ、やめて欲しい。
無茶苦茶脱力する。
バイクを押す気がなくなった一因でもある(嘘)
多分、宗谷岬に関係のある歌なんだろうけど・・。
かと言ってJ-POPなんか流されても仕方ないけど。

その後は本当に文字通り一気走り。
1時間に1度トイレ休憩を取る程度。
11時半には昨日宿泊予定のウスタイベキャンプ場。
稚内から2時間半くらいだったので、
昨日予定通りであれば18時くらいには着いていたわけだ。
とはいえ、真っ暗な宗谷岬ってのもどうかと思うし。
第一雨だ。
稚内で泊まって正解だっただろう。

12時半過ぎ。
稚内から約100kmを走って道の駅おうむ。
ここで併設のスーパーでおにぎりを買ってブランチ。
というか昼飯だ。
この辺から雲が薄くなってくる。
気温も上がり、レインウエアを脱ぐかそのままか判断に悩む。


と、そこへ見慣れたバイクが。
秋田から来たおじさま。
普段は大型に乗ってるけど、燃費が良いからZZRで来たんだそうな。
たしかにガソリン代高かったしなー。
137~144円くらいでした。レギュラーで。
おじさまも天気を気にしているようで、丁度自分と逆行程だったので互いに情報交換。
稚内方面は雨だと伝えると、「いやー(予報で)分かっていても雨ってのはなー・・」
という感じのを秋田弁で。
非常に残念そうな顔をしてました。
網走方面はだんだん晴れてくるそうで。
一安心です。
13時過ぎには出発。

14時過ぎ、道の駅オホーツク紋別。
おうむから約50km。
やはり道東は良いペースで走れる。
時間も「距離km=時間min.」で計算できる。
ちなみに北海道で一番良い燃費を叩き出したのが稚内~網走の33km/Lだった。

海沿いというのはどこも同じような景色で。
なにもない。

15時半過ぎ。
道の駅サロマ湖。
網走まで70km。
この辺から晴れ間が見れたりした。

17時過ぎ。
網走湖畔にある呼人浦キャンプ場に到着。

目の前が湖畔で静かな波音が心地良い。
キャンプ場はやはり芝サイトに限る。
フカフカの寝床は最高である。

しかし、水辺というのは蚊がつき物。
神奈川で蚊というと白黒の薮蚊が思いつくのだが、
こっちのはそんな生易しくはない。
アメリカのアニメとか映画に出てくるようなもっと太った大型の蚊なのである。
茶色でやたら毛が生えてる。
刺されたら大変なことになりそうだ。
幸い刺されはしなかったが、急遽コンビニで買った蚊取り線香を一日中焚いていた。
奴らは蚊じゃないね。モスキートだよ。

夕食は網走市街で回転寿司。
ネタが大きく美味い。
昼飯が質素だった分、ちょっとリッチにイクラやらウニを中心に頼む。
あれほど絵皿を気にせず食べたのは初めてかもしれない。
それでも1500円ちょい。
満足である。

その後、キャンプ場真裏のホテルで日帰り入浴。

歩いてでもいける距離だった。
ホテルの風呂ってのはやはり良い。
綺麗だし、シャンプーリンス全部ついてるし。

このキャンプ場。
風呂も近いしコンビニは5分、市街地まで15分ほど。
ちなみにホテルの中にコインランドリーが1台あったがこの日は洗濯せず。
市街にもコインランドリーはあった。
サイトも非常に綺麗で文句なし。
下調べでも良い評価を受けていただけあって、かなりの好印象。
一番居心地が良かった。
90点。 最高点かな。

寝る頃には唇の腫れも引いてきて330kmの疲れもあり、すぐに眠れました。
いやー、やはり一気走りはするもんじゃないですね。 反省。

2006年09月05日

●北海道ツーリング Day04

昨夜からの雨がなかなか上がらず、テント撤収が出来ないで
予定が音を立てて崩れだした、そんな8/23のお話。

名寄の朝は雨。
一応6時ごろ起きたものの、シトシト降り続く雨は止まない。
雨が止んでくれないと、なかなか撤収作業というのが大変なのです。
夜半に比べると弱くはなっていて、空も明るいといえば明るくなっていたので
仕方なく、もっと弱まるか止むのを待っていた。

結局そのままキャンプ場であったライダーたちと喋って時間を潰す。
皆、動けないようで。
中には写真をとる為に3日近く連泊している人も。
せっかく来たのだから、綺麗な景色を写したいのだそうだ。
そうやって気ままな旅が出来る人というのは得てして無職というのが多かったり。
実際、北海道で会ったライダーの何割かは無職というのがいた。
お金などどうしてるのかなとも思うが、逆に言えば人生のうちで
自由な時間が持てるというはまた羨ましい話でもある。
ま、人生というのは人それぞれということで。

そんな感じで待っていると、9時には雨も止んで木の葉からの雫が落ちるくらいになった。
その隙を逃すわけにいかん、ということで。
早速撤収作業をし、10時には名寄を出て北上。
13時に音威子府で昼飯を食う。
どうにか曇りを保ってくれ、そのまま西へ向かいオロロンラインに出る。


いつも8時にはキャンプ場を出ていたのだが、
10時過ぎに出たこと、更に天気予報では雨だということもあり、
この日の予定であったウスタイベのキャンプ場は断念。
1日行程の約半分の稚内にあるライダーハウスに泊まることにした。


オロロンラインの風力発電。

風力発電のプロペラがあるだけあって、横風が非常に強い。

ダンプカーも良く走っていて、対向通過の際に思いっきり横風を浴びる。
マンボウツアラーには辛かった。


オロロンライン。
なんっにもない。
ずーーーーっと。


こういう風景が60kmくらい続く。


利尻島。
この辺に来るとチャリダーが増えてくる。
女性なんかも多く、タフさに脱帽。
平坦とはいえ、凄い距離。良く走るもんだ。


15時にはノシャップ岬へ。
恥ずかしい話だが、納沙布岬とノシャップ岬は同じものだと思っていた。
方言の違いかなーと。
岬の駐車場で、安全運転講習会で見たこと有るようなVFR750が居たのだが・・
乗ってる人と喋ったんだけど、核心を突いた質問が出来ずに。
今度会ったら聞いてみよう。

稚内市内から10分ほどのところにある銭湯経営のライダーハウス、「ライダー旭」に泊まる。
17時にはくつろいでいた。
年季の入った爺ちゃんと婆ちゃんの2人で経営。

建物も相当年季が入っていた。

ライダーハウスっていうのは、ライダーがうじゃうじゃいて、
長老的な存在のが仕切っててそれに従って、
夜は飲み会だなんじゃかんじゃで盛り上がる!
・・みたいなのを想像していた。

僕はそういうノリがダメな人間なのです。
だからライダーハウスを選ぶときも「宴会~円から!」
なんてことが書いてあるのはまず却下していました。
で、あまり五月蝿くされてもアレだし、
逆にノリが悪いとぐちゃぐちゃ言われたりするのかなーと
「個室で。」と予約していたのですが・・

ところが。
まず第一にツーリングシーズンを外しているということ。
更に、ここ数年北海道に行くライダーが少なくなっているということ。
そんな要素により、このライダーハウスは貸切状態でした。

爺ちゃんも頑固といえば頑固だけと暖かいひとで。
ライダーハウスというよりは民宿ってな感じでしたね。

更に銭湯経営なだけあって、風呂には困りません。
入浴料は取られますが、銭湯ってのはだいたい390円くらいなもんで。
で、400円出したんですが、番頭をしていた婆ちゃんに
「いいよ」といって300円にしてもらっちゃいました。


こんなのや

こんなの。
写真撮っていると婆ちゃんに「東京じゃなかなか見れんでしょ」と。
確かにナンジャタウンとかに行かないと見れないよな。
しかも作り物のしか。

夕飯は爺ちゃんが買い物して、婆ちゃんが作ってくれたもの。

かにめし、帆立の味噌汁、焼き魚に煮魚、豚肉、プチトマト、とうもろこし、ところてん。
実はところてんが苦手なおいら。けどもちろん食べました。


かにめし、帆立は特に滅茶苦茶美味しかったです。
食事の写真を撮るとき、いつも思うのですが撮ることを忘れて、
一口食べてから「あっ」と思い出すんですよね。
食欲には勝てません。

朝食は付いていないのですが、バナナを差し入れしてくれたり
ホントいいところでした。

これで2000円しないんですから素晴らしい。
らくがき帳にはもちろん書き込んでおきました。
今度また行く機会があったらまた読みたいです。
稚内だったら絶対あそこに泊まる。
初めてのライダーハウスでしたが「あたり」でした。
らくがき帳もそうですが、Googleなんかで検索してみるとやはり良い感想の日記が多かったです。
「あたり」のライダーハウスでホントよかったー。

北海道での良い思い出の一つです。

2006年09月04日

●北海道ツーリング Day03

午前中は良かったのですが、午後は・・そんな8/22のお話。

破産の町夕張を9時には出て、予定通りのコース237~40号で名寄へ。
途中富良野を通り美瑛の綺麗な景色を見る。
瀬棚町から富良野の燃費はリッター33km。
信号がなく、6~70km/hで流せる北海道ならでは。

美瑛では曇りながらも、時たま太陽が顔を覗かせたり。
天気は持ってくれていたのです。 このときまでは・・・

ケンとメリーの木


マイルドセブンの丘

丘からの風景



親子の木


セブンスターの木

名寄手前の旭川あたりから急に天気が悪くなり、大粒の雨。
名寄市にあるトムテ文化の森キャンプ場に着いたのが19時。

キャンプ場はもちろん雨。
何故かライダーハウスにするという選択肢を思いつかず、雨の中テント設営。

今思えば痛恨の判断ミスである。
初めはまだシトシト降りだったのだが、途中から本降りになり焦ってナイフで指を切る。
もう完全にテンパってる。
やっぱ緊張してたんだなー。
素直にライダーハウスにしとけばよかったのに。

お陰で翌朝は見事に床上浸水。

古いタイプのテントだったこともあり、いとも簡単に浸水。
なんかホントに泣きそうになった。

夜は雨の降るなか、約10km離れたスキー場のホテルで入浴。
そして夕食を食べた。

ラーメンと何か。
忘れちゃった(笑)

そんな感じで。
ここらへんから予定がどんどん狂いだすわけだったのです。

雨が降ったらすぐ雨合羽。
「まだいける」とか思わないこと。
備えあれば憂いなし。備えよ常に。
そしてテントじゃなくライダーハウスにすること。
これを学びました。

ちなみにこのキャンプ場、雨の中にもかかわらずライダーは6名ほどいました。
サイトは15張り分くらいでしたかなぁ。
砂利と土サイトでした。
雨対策で砂利を選んだのですが、ペグが抜けるわゴツゴツしてるわであまり宜しくなかったです。
トイレ・炊事場はかなり綺麗で、電話で予約して名前を書けば無料。
晴れていれば75点くらいでしたが、雨だったので55点。
風呂とコンビニ(町)が遠いってのがありました。
乗り入れ可というのは良かったのですが。

函岳が近いせいか、自分以外は皆オフ車でした。
あ、カブが1台いたかな。

2006年09月03日

●北海道ツーリング Day02

瀬棚町の真駒内ダムで寂しい一夜を過ごした後の8/21日のお話です。

朝6時に起床。
雲は多いがもう日は昇っていて、若干テント内が暑くなっていた。
この日の朝食はスープとコーヒー。
コンビニで何か買っておけばよかったと後悔。

ダラダラしつつ、8時ごろ撤収作業開始。
9時にはキャンプ場を出る。

この日は北上し、余裕があれば積丹半島を通り、
日本海沿いに小樽を抜け、札幌観光をし夕張へ行く予定だった。
しかし、そんな行程は無理と判断。
かと言って、キャンプ場を変更すると予定が滅茶苦茶になると思ったので
ルート変更で積丹、小樽をカット。
北へ行かず、一度東へ行き、噴火湾沿いに支笏湖、
そして洞爺湖方面へ行き札幌入りをすることに。

緑が予定。青が実際のルート。

国道5号で長万部を通り11時には洞爺湖の南の豊浦町。
高速を使うか迷ったが、高速だと遠回りになるし、一般道でも6~70km/hペースなので
わざわざお金を払ってまで遠回りして一般道と同じくらいの時間じゃ意味無いだろうと判断。
そのまま下道で北上し、12時半頃札幌に入る。
札幌へ寄った目的は一つ。
時計台とか大通り公園なんかには目もくれず、HTBへ。
そして聖地、平岸高台公園へ。

場所はちょっと分かりにくいところに有りましたが、迷わずにいけました。

普通の住宅街の中にドンと立ってました。

で、そのお隣にあるのが

聖地、平岸高台公園です。
ホント、真後ろでした。


既にどうバカ達がたくさん居ました。


常に10~20人はいたんじゃないでしょうかね。
入れ替わりたちかわりってな具合で写真撮影をしてました。


普通の大きさの公園でここまでひとが集まるってのもそうそうないんじゃないでしょうかね。


見覚えのある、真ん中の2つの木。


そして奥のマンション。
冬はここでそりで滑ったりしてましたなぁ。


そんな感じで滞在は約1時間。
これから夕張まで行かなくてはならないので、あとは札幌市内を抜けるついでに・・。
と思ったのですが。

ここでトラブル発生。

実は初日から気づいてはいたのですが、
クーラントがホースからちょっとずつ漏れてたんですな。
で、初日のキャンプ場で予備タンクに水を入れたりしていたのですが
この日はかなり晴れで気温も高く、
おまけに市街地に入り信号が増え水温がみるみるうちにあがったのです。
ラジエターキャップあたりのホースのつなぎ目からはシューシュー言い出して泡吹いてますし、
何故か水温計の半分を過ぎてもファンが回らず、焦ってエンジン切りました。

仕方がないのでレッドバロン環状北大店に電話すると、10分の距離ということがわかり、
だましだまし走行することに。
14時半バロン入り。

で、見てもらった結果。
ラジエターホースのクランプが緩んでいて、それで水温が上がった際に圧力が抜け、漏れた。
さらに、漏れた為なのかファンスイッチが破損。
部品取り寄せで3日かかるといわれてしまいました。
死刑宣告ですよ。
もう泣きそうになったおいらに整備士さんが一言。
「直結すればとりあえずは走れますが、どうします?」と。
要はファンのON/OFFが自動で出来なくなったのを、手動でやれば良いというのだ。
流石。
即答でお願いしましたよ。

約1時間半足止めを食らったのですが、環状北大店の人たちは凄く良い人たちばかり。
平日でお客さんが少なかったってのもあるんでしょうが、
販売員さんが話し相手してくれて、退屈じゃなかったです。
しかも、色んな北海道ネタを教えてくれたり。
どこの飯が美味いとか美瑛は同じ景色は見られないとか。
あのへんの畑は毎年作るものを変えるから、
黄色かったり緑だったりして何時行っても同じ景色、ってわけじゃないんだそうです。

そんな話をしているうちに作業は終了。

応急処置ということでやってもらいました。
水温が上がったら、ギボシを噛ませてファンを回すってことですな。

これで工賃約1800円。
足止め食らうのに比べれば安いもんです。
こういうとき、全国展開の店にしておいてよかったなーって思いましたね。
環状北大店はどうやら「あたり」の店のようで。
本当に感謝しましたよ。ありがとう、環状北大店のみなさん!

と、良い具合に洗脳されつつ。
16時ごろバロンを出て、夕張へ。
厳しいかなーと思っていたのですが、札幌を出ると道はガラガラに。
18時前には夕張についてテントを立て、駅前で食事してましたね。



夕張市の町並みです。
市役所の近くはこんな感じで盛り上げてました。
シネマなんちゃらで夕張市に活気を!ってな具合なのでしょうが。
が、しかし盛り上がってるのは約5軒。
大きなホテル、綺麗な駅舎もあるのですが・・

5分も歩くとそこは「寂びれた」ということばが相応しい感じに。
まず人が居ません。
確かにお盆過ぎってのもあるのですが、それにしても観光客が居ない。
それもそのはず。
まず観光する場所が殆どない。
メロン城なんて立てたらしいけど、山奥にあってわざわざ見に行くのは・・と思わせる。
夕張メロンも無茶苦茶高い。
これで市かーと思わせる。
破産するのも無理はない。

夕食はその盛り上げてるうちの1軒で小奇麗な和食の店へ。
甘エビ天丼を食べました。
うまい。

で、石炭の歴史村という唯一と言って良いだろう娯楽施設(遊園地)の奥にあるキャンプ場に戻りまして。

同じ神奈川から来た1つ上のライダーさんとお喋りしつつ22時ごろには寝ましたかな。
このキャンプ場。
砂サイトでペグが刺しにくかったのですが、非常に綺麗。
名簿に名前を書くだけで無料ですし。
乗り入れ禁止なのがアレでしたが、駐車場まで近いですし。
個人的には80点って感じでした。

そんな人が少ない夕張市ですが。
人ごみが嫌いな自分にとっては結構気に入りました。
気に入っちゃって後日もう一度来るんですよね。
そのお話はまた今度。

2006年08月31日

●北海道ツーリング Day00~01

8/19~20の内容です。

19日19時。
自宅を出て246を東京方面へ。
三軒茶屋ICから首都高、川口JCTで東北道に入りました。
246ではちょうど多摩川の花火大会で、花火を横目に走行。
車は多かったものの、スイスイと東北道まで行けました。

東北道に入ってからは、「1時間走行し、最初のSAで休憩」という風にしました。
SAはだいたい50kmに一つあるので、1つ飛ばしで休憩するという感じですかね。
家を出る前に数時間の仮眠を取ったので、眠くはありませんでした。

日付が変わった頃、関東圏を出て東北入り。
福島あたりまでは車がそこそこ居ました。
流れはかなりよくて、100~120km/hペース。
宮城で一度給油。
燃費はリッター25km程。 街乗りと大して変わらず。
思ったほどよくない要因は飛ばしすぎ。
これは後に分かるのですが、
ZZR250(というか殆どの車両?)は60~70km/hが一番燃費が良い。

仙台辺りから車がかなり減り、走っているのも高速バスかワゴン車ってな感じ。
空が白んでくる頃に青森入りし、青森ICに着いたのは20日午前5時半ごろでした。
約10時間かかりましたね。

虫がやたら酷かったです。
特に仙台辺りから。
ZZR250は小物入れが着いているので、そこに濡らしたティッシュを入れておいて
走行中に拭き拭きしてました。


青森港フェリーターミナル。
フェリー出航は7:20。
6時前に乗船手続きをし、6時半ごろ函館からやってきた「ほるす」が入港。


ほるす。
東日本フェリーで一番大きな船です。
バイクは全部で6台。
1台は地元のおじいちゃんのカブ。
あとはツーリングの人たちでした。
そのうちの1人と船内で喋ったのですが、お盆過ぎると予約なしで余裕で乗れるとのこと。
一応ほるすは2輪は7台ってことになってますが、数台なら載せてくれるときもあるそうです。

それから4時間の船旅。
若干気持ち悪くなりましたが、寝に徹していました。
寝るというより、横になって目をつぶるって感じでしたが。
船内は結構人が多く、五月蝿かったです。
近くに居た親戚一同が集結してるような集団が大声で・・。
で、最初韓国語か中国語だと思ってたんですが、
よーくきいていると日本語っぽいんですよね。
トイレでそのおじさんに何か話しかけられたんですが、理解できず。
苦笑いで「あぁ・・はぁ・・」みたいな返答しか出来ませんでした。
あれって青森弁なんですかね。
北海道の訛りはそこまで酷くないですし。
「~だっぺ」とかそういうんじゃなく、ホントこれ日本語か?ってなくらい。

そんなわけで、函館港着。
本当は日本海側沿いに228~229を走る予定でしたが、
船の中で疲れてるので予定変更。
目的地である瀬棚町の真駒内ダムキャンプ場は変えずに
そこまでの経路を替え、函館から227で厚沢部を抜け、229に合流後は予定通りに走行。

北桧山町で山の中に温泉の露天風呂があると書いてあったので、寄りました。
んが。
北海道最初の痛い目に遭ったのがここでした。
ダートを10kmほど走った後に露天風呂があったのですが、
やっとこさ着いたーと思い、バイクを降りた瞬間に
どこから沸いてきたのか、大量の虻にバイクが囲まれてしまいました。
そらもう凄い数。
呆然としちゃいましたね。
荷物はおろか、刺しっぱなしのキーを抜くことも出来ませんでした。
で。
せっかく来たんですが、こりゃ風呂どころではない、と。
決死の覚悟で虻の群れに飛び込み、凄い勢いでその場から離れました。
熱に反応するのか、黒いものに寄ってくるのか・・
とにかくあの量はハンパじゃなかったです。

そんなこんなで真駒内ダムに着いたのが16時ごろ。
テント張って、近くの(と言っても街まで10kmありましたが)
浴場で入浴して戻った頃には日が暮れていました。

この日は夕食は自炊。
米を炊いてレトルトカレーをかけて食しました。
しかし、初日にして自炊は面倒で、疲れてるしやってらんない!という結果に。
翌日から自炊はやめ、外食生活となるのでした。


真駒内ダムキャンプ場朝の風景。
この日のキャンパーは自分ともう一人の2人だけ。
しかもその人は早々にテントに篭って寝ているようでした。
寂しいもんでしたね。


キャンプ場はかなり綺麗なところです。
しかし、虻が少し居てウザかったですね。
まぁ外なので虫が居るのは当然ですが、
夜中にテントにぶつかる羽音で何度か目を覚ましました。
トイレも炊事場も綺麗で、これで無料ってのが北海道の素晴らしいところ。
五月蝿い虫さえ居なければ、高得点でしたね。
個人的には70点。
バイクをそばにおけるのは良かったです。

2006年08月30日

●北海道ツーリング 反省文

8/19~30にかけて北海道へ行って来ました。
まず最初に反省から。


【食事】
行く前の計画では出来るだけキャンプ泊、雨が酷ければライダーハウスということにしていました。
また、初めての北海道ということもあり、持っていける物は全部持って行ったのですが・・。
後々になって結構必要ないものが多いということを実感しました。
と言うのも、朝はコンビニのパン、昼はご当地料理、夜は自炊というのが最初の予定でした。

しかし、実際行ってみると2~300km近く走った後にテントを立て、そして自炊をし、
さらに片づけをして、風呂に行って、やっと寝る・・というのはあまりにも無謀でした。
1ヶ月くらいの長期滞在やベースキャンプ(テント張りっぱなしで短距離観光)なんかなら
それでもいいかもしれませんが・・。
そんなわけで、2日目から早くも自炊をやめ、朝はパン、昼は外で軽く、夜にご当地料理というようにしました。

お金が余計にかかるかなーと心配もしたのですが、
朝はパン2個・飲み物で3~500円くらいですし、昼も5~600円、
夜のご当地料理と言っても1000円あれば十分ですからね。
1日食費で2000円行くか行かないかって感じでした。
ただ、海産物系(うにやいくら)を食べると若干値は張ってしまいますが、
せっかく来たんですから、それくらいの出費は目をつぶって。
それでもプラス1000円くらいですからね。
毎日海産物ってわけじゃないですし。
ちなみに朝飯のパンは朝買うのではなく、前日の夜のうちに買います。
面倒くさいですからね。


【荷物】
そんなわけで、自炊セット(コッフェルやストーブ)・調理器具なんかはあまり使わずじまいでした。
たまに朝コーヒーを沸かすために使ったり、カップ麺やポタージュなんかに使いましたけど。
あとは米ですかね。
初日のカレーで1合しか使わず、あとは9日間ただのおもりでしかありませんでした(笑)
調味料なんかも砂糖以外封を開けませんでした。

シャツや下着は日数の半分。
タオルは1入浴に3枚として3回分、9枚くらいあったほうが良いです。
意外とコインランドリーが無かったり、洗う時間がなかったりして足りなくなりました。
あと、忘れがちなのがコインランドリー用の小分けされた洗剤パック。
無ければ地元のコンビニでも買えるのでそこまで心配は要りませんが。
洗剤不要(自動注入)のところもあります。
乾燥機はたまにあけて解さないと乾燥ムラになってしまいます。


【テント】
家にあった古いテントを持っていったのですが、雨が降ったときが大変でした。
霧雨程度なら問題ないんですが、強い雨だとすぐに床上浸水。
夜中に足元が濡れててハッと目が覚め、タオルに吸わせてジャーなんてことをしてました。
広さは2~3人用で申し分なかったんですけどね。
晴れの日は快適そのものでした。
今は1~2万出せば良いテントが買えるようなので、キャンプツーをする際は新しいのを買おうと思います。
最近のはみんな組み立ても簡単ですしね。
まーでも、古いテントでも家にあったので出費が抑えられたって点では助かりましたが。


【キャンプ場選び】
これは前もって観光雑誌(ツーリング用の0円マップなど)やネットで
「タダで綺麗な場所」というのを選んでおきました。
やっぱりトイレや炊事場が綺麗なほうが良いですしね。
北海道はキャンプ場が多く、有料でも3~500円くらいで入れるところが殆どなので
有料のキャンプ場にしてもいいかもしれません。綺麗ですし、管理が行き届いてるでしょうし。
ちなみに0円マップは大小両方とも買いました。
それぞれ載っている情報が微妙に違っていて、読み比べたりしてました。

やはり芝サイトが一番いいです。
夜露が多い欠点もありますが、ふかふかで寝心地が良いですし、
グランドシートなどがあまり汚れずに済みます。
逆に悪いのは砂利サイト。
一見綺麗に見えるのですが、ゴツゴツして寝づらいですしペグも上手く刺せなかったりします。
汚れる心配はあまりないんですけどね。
土サイトってのはあまり多くは無いと思いますが、濡れた場合や雨の日は最悪でしょうな。
ペグは刺さりやすいんですが・・。


【虫】
水辺のキャンプ場は蚊が多く、林の中は虻や蜂が多かったです。
トンボなんかは危害を加えないので別に良いのですが、
やはり虫っつーのは気にしないわけにもいきませんでした。
あとにも書きますが、横浜では見たこともないような大きな蚊がいたり、
(デカイんじゃなくて、太ってると言うか、モッサリしてるんですよ。"モスキート"って感じ)
一晩中テントに体当たりしてくる虻だったりでした。
虫が苦手、というより大嫌いな自分にはなかなかの悩みの種でした。
虫除けキャンドルを持っていったのですが、効果はあまりなかった気がします。
途中で蚊取り線香を購入し、1日1巻きペースでモクモク焚いていました。

また、ダートを10km程走って行く露天風呂があったのですが、
やっとこさダートを走り終え、バイクを降りた瞬間に虻の大群に愛車が囲まれ
荷物を下ろすどころの話じゃなく、必死の思いで大群から逃げ切ったと言うこともありました。
言うまでもなく、露天風呂には入れず近くの大衆銭湯に行きました。
黒いものなのか、エンジンの熱に寄ってくるんですかね?


【移動距離】
300kmは行けるだろう、と踏んでいたのですが・・。
いや、別に300kmは無理な距離ではないです。
自分も5日目に稚内~網走約340km、7日目に開陽台~夕張の約360kmを走りました。
走りました。
ただひたすら。

走るだけで終わっちゃうんですよね。
向こうであったライダーに聞くと、500kmとかまでなら走ることもあると行っていましたが、
やはり観光なんてしてらんない、という風になってしまいます。
今回のように、10日ほどの期間で1周するとなるとやはり1日2~300kmとなるのですが、
それだと「1周した。走った。終わり。」ってな感じになってしまいます。
実際、休憩がてらに景色を見る程度、予定コースから離れるところは見ない、
っていう感じになってしまいました。

話を聞いていると、ベテランの人ほどベースキャンプ(1箇所のキャンプ場を中心にある程度の範囲で移動)や、
エリア限定(去年は道南だったから今年は道東など)の周り方をしている気がしました。
人に寄っては、早朝日の出ともに、観光客が居ないうちに2~3時間観光し、
それから1度キャンプ場へ戻り撤収作業、そして次のキャンプ場へ移動しながら観光とすることで
1日に2度楽しめる、っていう方法を取っている人も居ました。
短期間で1周ってのも悪いわけじゃないんですけどね。
僕がもし次に行ったら1周とかよりは、ゆっくり温泉めぐりとかエリア別にするでしょうな。


【上陸方法】
船がダメなのでってことで青森~函館航路を選んだのですが・・
その分、陸路が長いわけでして。
横浜~青森ってのは、やはりそれだけでかなーり疲れるわけですな。
高速を12時間近く走る疲れと船酔い、どっちを取るかですなぁ。
ちなみに自分は船の大小、波の荒さに関係なく、船自体に酔っちゃうんですよね。
停泊してるときでも若干気持ち悪くなりますし。
幸い往復ともに戻しはしませんでしたが。
大洗、新潟、青森、大間結局は数千円の差でしかありませんし、
値段云々よりはどれを優先させるかって感じですね。
横浜~青森一気走りをした後の印象ですと・・大洗とかでもいいんでねぇの?って感じです。
お盆は予約が取れないとかそういう問題がありますけどね。


とまぁ失敗談を挙げるとキリがないのですが・・。
こういう失敗は、これはこれで。
次の機会への参考になればいいわけですしね。
と、前向きに考えることにしました。